居心地研究

わたしたちは、「いごこち(居心地)」という微妙な含蓄をもつ日本語を持っている。日本が開国され西欧文明を積極的に取り入れようとしていた明治時代の末期にこのことばは使われはじめたようだ。

あるところ、ある場所、ある空間の心地よさを指すかと思えば、人と人との係わり合いのなかでの微妙な心地よさ、かと思えば、日々のあれやこれやの局面で、「心地」の置き所に窮してしまったり当を得たりという場合に。(〜中略〜)

でもなぜ、いま「いごこち」が問題になるのだ。
どうして「いごこち」を意識しなければならなくなったのか。

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